ジョン・マッケンロー組3回戦
マレー(2勝)VS ワウリンカ(1勝1敗)
第1セット、序盤は強いワウリンカでした。
強打で粘りを見せるマレーから得点を重ねました。
一方のマレーもサービスキープはしっかり行い、
今試合では特にネットプレーが光りました。
第7ゲームにマレーがブレイクを奪うとその後
激しい攻防がありましたが結局どちらもキープし
マレーが第1セットをとりました。
第2セットに入り、自身のトーナメント進出が潰えたからか
ワウリンカは第1セット程の勢いがなくなり、このまま
マレーが全勝で予選ラウンドを終えました。
マレー 2-0 ワウリンカ
マレー・ワウリンカ戦の結果を受けて
錦織の2位通過、チリッチの敗退が決まってからの試合
第1セットは今大会の勢いがそのまま反映されたような
形になりました。ブレイクを2つとった錦織が第1セットを奪取。
このまま錦織がストレートで勝つかと思われた第2セット、
急に錦織のミスが目立つようになります。足も中々ついてきてない
ような感じになり、マレーの時のようにバックを回り込むことも
極端に少なくなりました。
マレーとの試合の余波か、はたまた次の試合のことが頭によぎり
少しセーブしてしまったか錦織は勢いがなくなり、
一方チリッチはこれが最後の試合ということで思い切りよく
プレー出来たのかもしれません。第2セット、第3セットは
結果がひっくり返りチリッチの逆転勝利となりました。
チリッチ 2-1 錦織
ジョン・マッケンロー組は下記の結果となりました。
マレー 3勝
錦織 1勝2敗
ワウリンカ 1勝2敗
チリッチ 1勝2敗
(1勝2敗で3人が並んだが、セット数で錦織が勝ち抜け)
予選が終了し、決勝トーナメントは下記の対戦となりました。
マレー VS ラオニッチ
ジョコビッチ VS 錦織
ちょうど二人の王者に、現時点で一番強い挑戦者二人が
挑む形となりました。予選を見るにやはり王者二人に分がある
ように思われますが、挑戦者がどのように対抗していくのか、
どちらの試合も来年の構図を占う大一番となりそうです。