ATPタイムズ

プロテニスについて記載しています。

ジョン・マッケンロー組2回戦

マレー VS 錦織

序盤は錦織が優勢でした。。回り込める球は回り込んで打っていた

錦織でしたが、ダブルバックハンドでもまた深く鋭くマレーも苦戦

していました。しかしブレークチャンスはあったものの後1点が

遠くそのままタイブレークへ。タイブレークも錦織優勢で進みましたが

マレーも追い上げ、息詰まる打ち合いの中、第1セットをとったのは

錦織でした。

しかし迎えた第2セット取られたショックを力に変えたかのような

マレーが逆襲。第1ゲームをいきなりブレークします。その後

キープが続き迎えた第8ゲーム、ここで錦織がブレイクバック。

錦織に風向きが変わるかと思われた次の第9ゲームをマレーは

攻め込みます。この試合で効果的でなかったドロップが仇になり

錦織はブレイクされます。第10ゲームも何度もデュースを繰り返す

大熱戦になりましたが、攻めのショットをミスしてしまった錦織

はこのセットを落としてしまいます。

両者とも疲れが見え始めた第3セットは錦織はネットに嫌われ

5-1と窮地に立ちます。それでも集中力を切らさず際どいコース

でマレーを振り回し、3ゲームを連取し反撃しますが、

最後はマレーがサーブきっちり決めて試合に終止符を打ちました。

マレー 2-1 錦織

 

ワウリンカ VS チリッチ

前回不調だったワウリンカでしたが今回はトーナメントでないので

敗退とはなりません。調子はどうなるかと気になりましたが、

案の定チリッチには不幸な結果となりました。

めちゃくちゃいいとも言いませんが1回戦と比べて

簡単に点はくれませんし、フォアのクロスは強烈。

チリッチも応戦しましたが、二度のタイブレーク

とられ2敗目を喫っしました。

ワウリンカ 2-0 チリッチ

 

結果、マレーが2勝、錦織とワウリンカが1勝1敗、チリッチが

2敗となりました。ただイワン組と違い、まだマレーも安心できない

ところです。チリッチは2試合ともセットがとれていないので

敗退が決まってしまっています。

何にせよやはりワウリンカが台風の目となっていますので

次のマレー戦でグループを荒らすことが出来るか楽しみです。

錦織は今日の敗戦が接戦のため有利な立場ですが油断せず、

チリッチはATPポイントも入るので一矢報いるつもりで頑張ってほしい

と思います。